英国株は住宅建設会社の下落、化学薬品の下落。 小売業者が上昇する
[6月7日 ロイター] - 水曜日の英国の主要株価指数は、国内のさえない住宅価格データを受けて住宅建設会社の株価が下落し、特殊化学品グループのクローダ・インターナショナルが指標となるFTSE100種の最下位に下落した。
0824GMT時点で、資源株の多いFTSE100指数(.FTSE)は0.1%安となり、国内中心のFTSE250指数(.FTMC)は0.2%下落した。
住宅ローン金融会社ハリファックスによると、5月の英国の住宅価格が年間ベースで11年ぶりに下落し、住宅建設会社株(.FTNMX402020)が1.3%下落した。
キャピタル・ドット・コムのシニア市場アナリスト、ダニエラ・ハソーン氏は「金利上昇が住宅ローンに影響を及ぼしており、イングランド銀行が本気でインフレを抑制したいのであれば、金利は今後6カ月間上昇し続けるとの予想がある」と述べた。 。
「ですから、住宅価格の下落は予想外ではありません。もっと下落すると思っていました。」
一方、経済協力開発機構の予測では、英国は2023年に主要経済国の中で最も高いインフレ率となり、リシ・スナック首相は今年の物価上昇率を半減させるという約束を果たせないことが明らかになった。
5月の中国の輸出が予想よりも大幅に縮小し、輸入が減少したことを示すデータも地合いを圧迫した。
化学株(.FTNMX552010)は売り圧力の矢面にさらされ、ゴールドマン・サックスが同株の格付けを「買い」から「中立」に引き下げたことを受けてクロダ・インターナショナル(CRDA.L)の2.3%下落に引きずられ、1.5%下落した。
小売業者 (.FTNMX404010) は、ザラのオーナーであるインディテックス (ITX.MC) による強力なアップデートで稀に上昇した銘柄の 1 つでした。
ハーバー・エナジー(HBR.L)は、同国最大の北海石油・ガス生産会社がメキシコ湾の同業タロス・エナジー(TALO.N)と合併交渉を行っているとロイターが報じたことを受け、4.3%急伸した。
ボーダフォン(VOD.L)は、同社とハッチソン(0001.HK)が英国事業における合併合意の最終段階に入っているとロイターが報じたことを受け、3.2%上昇した。
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